ミネストローネ


わたしの母より少し上の職場の人に、今ミネストローネが食べたい気分です と話したら、「ミネストローネといえば、初めて食べたときの感動は忘れられない。彼とモスバーガーにモーニングに行ったときに、初めてミネストローネっていう言葉を目にして、何だろうね?って一緒に頼んだんだけど、とっても美味しかったわぁ。天気が良くて、自転車で2人乗りで行ったし、モーニングに出掛けるのも2人にとっては珍しいことで、とにかくルンルン気分だったから、特別に美味しかったんだよね。」
と話してくれて、実はこの話聞くの2回目だったんだけど、内容がとっても好きで、今、ミネストローネを食べながら、ほっこりしてる。わたしもこんなエピソードほしい、できるかな。約30年前の話らしい。

りかちゃん、わたしは最近思うのです。幸せって、いつまで経ってもこないんじゃないかって。そしたらなんか怖くなりました。いつか結婚したって、ゴールの見えない幸せをずっと求める気がします。そしたら本当に嫌だなぁって思うけど、だからと言って、幸せの価値を下げたりとか、毎日の暮らしに幸せを感じたりとか、そういうのも難しい。なんだけど、なんだけどね、うわぁ!幸せ!!!って心の底から思える瞬間が、年に何回かだけ、ほしいな。
りかちゃんもきっと共感してくれるはず。そしたら、わたしは、間違いなく幸せだ。



p.s. わたしの人生はわたしのものだ、って、りかちゃんの言葉が、わたしの心にぐさっときたよ。誰のものでもない。自分に目を背けてはいけないなぁ。