年末、おばあちゃんが天国に行った。その日私は仕事納めたあと友達夫婦の家でお鍋食べてて、お母さんからおばあちゃんが危ないかもってLINEがきて、心配で帰ろうか?って言ったけど、まだ分かんないから大丈夫って言われて、でもその数十分後にお姉ちゃんから電話が来た。涙がぶわあって溢れてなんにも喋れなかった。ただただ泣くことしかできなくて、言葉がなんにも出てこなかった。大人になってから初めて経験する身内の死がこんなにも辛いのかと思った。おばあちゃん。優しくて、ご飯が美味しくて、電話の出方が訛ってておもしろくて、東京に行く私を反対してたけど、行ったら一人でえらいね感心だねって言って褒めてくれた。誕生日には毎年電話して、その度に私は気付かれないように泣いちゃうんだ。おばあちゃんの声がやさしくて、固まった私の心を一気に溶かしてくれる。今でも、夢の中でいいから会いたくておばあちゃんの事を想うけど、想えば想うほど出てくるのは前の職場の怖い人で。おばあちゃんそろそろ会いたいよ。また一緒にお買い物行きたいし美味しいもの食べたいよ。孫としてだめだめな私だったけど、私はおばあちゃんのこと大好きだよ。いまわたしは大切な人に裏切られてどうしていいかわかんないんだ。わたしどうすればいい?もうわかんない、どれが正しいかさえも興味ない